高校が黒髪にこだわる理由
「黒染め強要で不登校」生まれつき茶髪の女子高生が提訴:朝日新聞デジタル
記事によると、生徒は校則守って黒髪に染めて、髪が伸びてまた茶色くなってきたらその度に染めなおすよう指導されていたようですね。
黒染めが不十分という理由で修学旅行にも参加させてもらえなかったとか…
パワハラじゃないですか。
「高校には生徒が健全に発育できる環境を作る義務がある」と記事中で語られていますが、こんな教師がいる環境のほうが不健全でしょう。
校則では外国人の、もともと金髪の生徒でも黒に染めさせるということらしいですが、とんでもないですね。
黒染めだって繰り返したら髪の毛や頭皮が痛むでしょうに。
実際、彼女も健康被害が出ているようですね。
そして、気になるのが「地毛証明書」の存在。
この学校では取り入れられていないようですが、府内の高校では取り入れられているところもあるとのこと。
大阪府に限らず、全国的に存在するみたいですね。
どうやら、幼少期の写真や、美容院でも使われてる髪色の見本(カラースケールというんでしょうか)に照らし合わせて地毛ということを証明させる書類のようです。
うちの学校にもあったのかな…?
わたしの出身校で地毛証明書を取り入れていたかどうかは不明ですが、頭髪検査はわりと頻繁にあって、それも髪の毛の色見本でチェックされていた記憶がぼんやりあります。
いつもは髪が明るい派手系の女子たちも、このときばかりは黒染めスプレーを使って真っ黒にしてましたw
今回の件で思いましたが、そこまでして学校が黒髪にこだわる理由ってなんでしょうね?
たしかに、成長期にやたらと髪を染めたり厚化粧をしてれば将来のダメージが心配ですが、オシャレがしたい年頃でもあります。
「学校はおしゃれをするところではなく勉強するところ」とはもっともお言葉ですが、オシャレしながら勉強や運動に励んでもいいんじゃないですかねw
清潔感、という理由なら銀行員や公務員でも、女性は暗めの茶色に染めている人が圧倒的に多いですし。
むしろ、女性なら先生の中でも染めてる人はいますよね?
さすがにブリーチはどうかと思いますが、控えめな茶髪くらいなら許してあげたらいいんじゃないですか
誰かに迷惑をかけているわけでもなし…
今時お年寄りでも髪を染めてて不快に思う人は少数派じゃないかと思います。
なにはともあれ、記事の女子高生には勝訴してもらいたいものです。
本日もありがとうございました(^^)