元受刑者の再就職先として介護業界を斡旋する動きがあるらしい
以前、カウンセリングの先生に、私はどんな職業が向いているか聞いてみたところ、福祉関係が向いているんじゃないかと言われたことがあります。
周りに福祉業界で働いている人は何人かいますが、自分自身は今までの人生で介護・福祉業界にはまったく縁がなかったので驚きました。
というか、福祉関連の仕事って、福祉専門学校や福祉学部に行かなきゃ就けないと思ってたんですよね。
とはいえ、介護職なら職場によっては無資格で未経験でも入社できると知っていました。
介護はキツイわりに給料が安いと散々言われているので、向いているんじゃないかと言われてビックリしたんです。
話を聞いたときは尻込みしていましたが、実際提案されると気になったので、5月から近所の特養老人ホームで傾聴ボランティアに行ったり、ハローワークで募集していた介護施設のお仕事見学に行ったりしています。
そんな中で、「元受刑者の再就職先として、人手不足の建設業界や介護業界への就職を積極的に推奨する」なんてニュースを先日聞きました。
(検索したら結構前のニュースだったようですが)
刑務所からの出所者を介護職に(ニュースを考える) | KAIGO LAB(カイゴラボ)
どうやら、介護施設への再就職を目指して職業訓練をしている刑務所や少年院もあるようです。
う〜ん…
いくら人手不足とはいえ、施設側も誰でもいいわけじゃないと思うんですが…。
受刑者側としても向き不向きや、職業を選ぶ権利もありますし。
元受刑者の再就職活動は厳しいと聞きますが、これでは押しつけです。
お役人は、「介護職は人手不足!それなら再就職に苦労する元受刑者にやらせればウィンウィン!」なんて考えたんでしょうか。
ボランティア先で職員さんの働きぶりを見ていると、介護職ってコミュ力がある程度高くないと務まらないんじゃないかと思います。
ハローワークでの介護現場のお仕事見学に行った時に、案内してくれた職員の方は、「一般常識がある人なら大丈夫」とおっしゃっていました。
とはいえ、利用者さんや来客に感じよく接することができる人が望ましいのではないでしょうか。
ちなみに、私が通っている施設の職員さんは、みなさん利用者さんに感じよく接しておられます。
プレミアムフライデーやキッズウィークの時にもおもいましたが、政府や自治体が国民の声に合わせて何かやろうとすると、やっぱり何かズレるんだよなぁ…とつくづく思いました。
本日もありがとうございました(^^)