ADHDなら親子の絆は繋ぎとめられるかもしれないのか?
たまに、インターネットのADHDの啓蒙広告で、「あなたのお子さんがADHDなら、親子の絆はつなぎとめられるかもしれません」というキャッチフレーズを見かけます。
お子さんの問題行動で悩んで、育児に疲れた親御さん向けの広告ではないでしょうか。
発達障害関連の広告は最近インターネットでたまに見かけますが、見ると嫌な気持ちになるので見ないようにしてるんですよねw
なので、お子さんがADHDなら親子の絆はつなぎ止められるかも?という広告も内容は確認していません。
お子さんの問題行動は脳の伝達物質が原因なので、専門家のサポートを受けて特性を伸ばしていきましょう、とかそういうことだと思います。
でも、極端な話、問題行動を起こすお子さんがADHDの診断を受けなければ、親子の絆はおしまい、いう意味にも受け取れます。
もう脅しじゃないですか。
問題行動で悩む親御さんは、余計に追いつめられて、親御さんまで参ってしまいそうです。
そして、いまは「発達障害ブーム」とも言える時期らしく、実際は違っても「発達障害」と診断されることも多いみたいですね。
私が通っているカウンセラーの先生によると、発達障害の人なら見てわかる、とのことです。
親の愛情不足または過保護、過干渉などが原因の「愛着障害」だと、発達障害に似たような症状が出ることがあると聞きました。
発達障害と診断された人の中には、本当は愛着障害を抱えている人も少なくないんだとか。
愛着障害を持っている方でも発達障害に似た症状が出ない人や、診断を受けても自分らしく生きている人もたくさんいるでしょうし、いったい何が違うのやら…と思ってしまいます。
私ははじめてADHDと診断された時、正直ほっとしましたが、ADHDという診断名に縛られて、思考停止する機会もたくさんありました。
一度ADHDと名前がついてしまうと、「自分の考えや行動が世間では間違っているのかな?」と思うことも多々あります。
支援機関でも、こちらが発達障害だという前提で話をされるので傷つくことも結構ありました。
しかも、環境によってはADHDでもADHDだとわからない、個性のひとつだと認識される、って何だよ!!ってツッコミどころ満載ですw
もしもお子さんの問題行動が気になるのであれば、診断を受けるのもいいですが、カウンセリングを受けてみるのもひとつの方法じゃないかと思います。
もしも愛着障害なら、親御さんにも関係があることですしね。
心療内科で話をちゃんと聞かれるのは最初だけで、あとは薬の処方が基本なので消化不良になります。
心療内科に限らず、お医者さんなんてそんなもんですがw
ただ、カウンセリングを受けると結構お金がかかるんですよね。しかも、個人差やカウンセリングルームによって違いますが、週に一度通う必要がある場合も多いので、バカにならない金額です。
確定申告の医療費控除も対象外ですし。
カウンセリングがもっと一般的になって、もっと金額が安くなればいいのにな〜と、常々思います。
せめてなにかしらの診断名がついて健康保険が使えれば、なお理想的ですね。
カウンセリングを受ける前提で、医療機関を受診するならアリかもしれません。
本日もありがとうございました(^^)