ジョジョ6部・ストーンオーシャンを読み終える
アニメで「ジョジョの奇妙な冒険」をみたことがキッカケで原作も1部から読んでいます。
6部では、DIOとジョースター一族の因縁が一区切りつきます。
3部で承太郎がDIOを倒して終わりかと思いきやまさかの6部。
4部以降はDIOが残した遺産をジョースター一族が回収していくような感じです。
6部では、承太郎の娘・徐倫とDIOの親友・プッチ神父の闘いになります。
主人公の徐倫は、ホント、かっこいいです。6部で父親の承太郎を守るために敵スタンドと戦うわけですが、スタンド能力というよりも戦闘を通じて徐倫自身が強くなる。
承太郎が主人公の時、承太郎のスタンドがメチャクチャ強いうえに承太郎自身も頭の回転が速くて精神的にも強い。ルックスもかっこいい。まさにヒーロー。
承太郎は、DIO戦以外で苦戦した印象ってあまりないんですよね。正直。
どちらかといえば、苦戦してる仲間を助ける立場のイメージ。
また、3部はポルナレフ、4部は康一くん、5部はブチャラティと、見せ場が多いキャラクターが主役以外にも存在しますが、6部ではたいてい、徐倫がメインです。
仲間はいますが、仲間たちはあくまで、徐倫の援護射撃。
むしろ、援護射撃をしている仲間がやられたら、徐倫が助けることも。忙しい。
歴代ジョジョは行動力や勇気があるうえに頭の回転も速いですが、徐倫もしっかり受け継いでます。
そして、印象的なラスト。
読み終えたばかりで記憶が新しいからかもしれませんが、6部ラストシーンはかなり好きです。
スタンド能力って、基本的に超能力がベースになってるらしいですが、6部はもう超能力どころではないです。
とにかく、それぞれのスタンドが複雑。
コミックスですら理解するのに時間がかかるのに、ジャンプでは余計わけわからなくなりそうです。
6部はジョジョシリーズの中でも不評ということですが、スタンドが複雑という理由も大きいんじゃないでしょうか。
それにしても、荒木先生の博学さはスゴイ。その知識がベースになって、スタンドが生まれているようです。そういう意味では、本領発揮かもしれません。
週刊誌なんて執筆だけで大変そうですが、これだけの知識をいつ仕入れてくるのか…。
6部ではスタンド同士の闘いというよりも徐倫の精神的な成長の記録、として楽しむほうが、まだラクに読めるかもしれません。
本日もお読みくださり、ありがとうございました^ ^