奥さんのぼやきブログ

夜型主婦。雑記を書いてます。同じようなことをいつも考えてるので似たような日記を書くかもしれません。

地域猫プロジェクトがもっと広まりますように。

野良猫と住民の「共生」取り組み広がる…和歌山 : 社会 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

ちょっと前のニュースだけど、前々から関心を寄せている話題。こういう取り組み、ぜひ我が自治体でも積極的に取り組んで頂きたい。連れて帰れないなら、せめて、避妊手術やら糞の始末なども含めて、地域で責任を持って面倒を見ればいいと思う。(もちろん猫嫌いの人に納得してもらえる案も出しつつ)


また、ヤフーニュースではこのような記事も見かけた。
外ネコ排除すべき? 米で議論 | 2016/9/26(月) 15:44 - Yahoo!ニュース

野外を自由気ままに歩き回る飼いネコやノラネコが、鳥をはじめとする野生生物にとって多大なる脅威になっているとして、これらの「外ネコ」を完全に排除すべきだという大胆な意見がある。(ナショナル ジオグラフィック日本版)

まず、アメリカでは野良猫に避妊手術をして放す活動が全米で広まっている点が、さすが動物愛護先進国だと感心した。

そして、本題。たびたび話のネタになる、「外飼いの猫が、取ってきた獲物をドヤ顔で飼い主の前に持ってくる」ことが話のネタになるどころじゃない事態になっているというわけだ。


この人の主張は過激だとしても、言いたいことはわかる。
例えば未開の島が開拓された時代に、現地の動植物が絶滅したり激減したのは一緒に連れてこられた外来種の家畜や動植物が持ち込んだ病原菌も理由のひとつ、と「銃・病原菌・鉄」とか何か他の情報源で見た記憶がある。

確かに、野生生物の種を守る為に、対策できることは早めに手を打つのが正しいあり方だと思う。ついつい猫を保護するほうに目が行ってしまいがちだったけれど、猫がいないほうが、野生生物にとっても少しは過ごしやすい環境になるのではないか。

日本でも完全に家飼いのメリットのほうが圧倒的に多いから猫は完全に家飼い、という認識が広まっているのはいいことだ。


そこで、まずは地域猫プロジェクトから始めて猫が増えるのを防ぎ、それからだんだん、外にいる猫が減るようになっていけばいいと思う。確かに気軽に猫を見る機会が減るのは残念だけれど、長い目で見ればきっとそのほうが猫にも野生生物にも、さらには人間にも幸せなのではないだろうか。