奥さんのぼやきブログ

夜型主婦。雑記を書いてます。同じようなことをいつも考えてるので似たような日記を書くかもしれません。

リオ五輪・お茶の間観戦記

【体操】団体で3大会ぶりの金メダル…予選4位から復活! (スポーツ報知) - Yahoo!ニュース

今回の五輪はわりと真剣に見ている。お茶の間とはいえ、選手がメダルを取る瞬間を見られるのは大変うれしい。
中でも、楽しめるのはわかりやすくて、種目ひとつひとつの試合時間が短く、見ていて集中力が途切れない競技。主なところでいうと体操、競泳、陸上(短距離)、柔道、レスリングあたりだろうか。これらの競技の人気が高いのは、日本が強いからという理由以外に、見ていてわかりやすいという理由も実はあるんじゃないか。

男子体操団体の決勝は非常に楽しみにしていた。朝3時50分からの放映で、正直起きていられるか自信がなかったけれど、明け方から手に汗握る試合展開で、結局放送終了の朝7時頃まで起きてしまった。
体操男子の予選が不調でドキドキしていたけど、決勝で実力を発揮できてよかった!

夫も同様に期待しておらず、金メダルならパフェをおごってやる、と言われていた。そしたら本当にパフェをおごってもらえることになって驚き。

個人的には、よかったね!と一番言ってあげたいのは田中君。予選では調子がイマイチで、ヤフコメでは「田中はメンタルが弱い」なんて言われていたけれど、決勝で見事に実力を発揮して優勝に貢献した。決勝後のインタビューでは目を赤くしていた。
内村君はまさにレジェンド。予選から決勝まで全て出場して予選の鉄棒以外はすべて高得点。安心して見ていられた。内村君は随分若いイメージだったけれど自分と1つしか年が違わないことに驚き。しかもパパ。いいパパなんだろうなぁ。


柔道では銅メダルが続いている。銅メダルでも十分素晴らしいが、金メダルをとりまくっていた柔ちゃんや野村選手といったスターが引退してからは正直地味な印象はある。そして、「柔道では金メダルをとるのが当たり前」みたいな風潮が世間にはある。確かに金メダルを期待するのが人情。
それにしても、「金メダルを取れなくて申し訳ない」とメダリストたちが謝ることにずっと違和感があったら、こんな記事を見かけた。

坂上忍「トンチンカン」“柔道銅での謝罪やめて”発言に反発 (スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース

銅メダルでも国民に謝る必要はないと思うのは少数派なんだろうか…と思っていたら、同じような意見が多数でホッとした(こういうところが、自分の首を絞める考え方なんだと思う)。

だいたいこの人に限らず、芸能人が時事ネタに関してなんかコメントしてそれが大々的に報道される風潮が好きじゃない。


卓球の愛ちゃんも大活躍。星をひとつも落とさず、次はベスト4(8月10日現在)。

福原選手は、「愛ちゃん」なんて言ってたらもうアラサーになっていた。3歳の時から卓球をやっているから人生のほとんどを卓球とともに過ごしている。オリンピックは4回目。すごい。

また、小さい頃から注目されているから、お茶の間のお年寄りは孫を見守っている気分になるのか、愛ちゃんの試合に関しては70代の方からの応援FAXも届いていた。75歳男性が愛ちゃんへの応援の気持ちを込めた俳句を送っていたのが印象的だった。
同年代の私でさえ、愛ちゃんをたまにテレビで見かけると「愛ちゃん大人になったなあ」としみじみするくらいだから、お年よりはなおさら感慨深いでしょう。

準々決勝の試合後、愛ちゃん、お疲れだろうにファンサービスを丁寧にしていた姿に好感が持てた。こういう、ファンを大切にするところも、愛ちゃんがお茶の間で愛され続けるゆえんなんだろうなあ。

地味なスポーツ、卓球が注目されるのは愛ちゃんの功績もかなり大きいと思う。どこもかしこも中国からの帰化選手だらけの中で、日本チームは本当によくやっている。
ところで卓球は各国の代表コーチも中国系の人だったりする。こういう場合って中国語でコミュニケーションを取るのだろうか。

全体に言えることだが、日本ではオリンピック=メダルを期待という風潮だけど約200の国と地域が出場している中、多くの競技でメダル争いや決勝進出を果たしている日本チームってすごい。体格的には海外の選手に劣っていても、日本はスポーツ大国なんだなぁ。


早いもので、オリンピックが始まってもうすぐ1週間。時には眠い目をこすりながら、今後もお茶の間で応援しようとおもいます。頑張れニッポン!